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2013年 07月 27日

557 腐性ラン

 のんびりわくわく気まぐれoutdoor2013file86 腐性ラン

 腐性ラン
 一般植物が葉緑素を持ち、炭酸同化作用とゆう光合成によって生長するのに対して、野生ラン仲間のうち自分自身で養分を得ることなく生活する一群のランを腐性ランという。地中からいきなり茎を伸ばし花を結ばせている。それは葉のない奇妙な植物と言える。


野生ラン、オニノヤガラ。

 オニノヤガラ

 別名
 シャクゼン
 ぬすびとのあし

 生育地
 日当たりの良い山地林内。

 分布
 北海道、本州、四国、九州。

 特徴
 1 高さ1mぐらいに直立生長する。
 2 血中には塊根という細長いジャガイモ状の根がある。
 3 7月ごろ、壺状の花を咲かせる。
 4 炭酸同化作用ができないので、養分を摂取できるナラタケ菌と共生している。

 孤軍奮闘記
 植物の中で珍しい野生ラン集団が山地にひっそり自生している。そのラン仲間の一群には光合成作用を持たない野生ランを腐性ランと呼んでいる。このラン群、中国名シャクゼン、日本名オニノヤガラは古来から不老長寿妙薬として珍重されて現在に至る。
 山地を歩いていると突然、淡褐色の花茎を伸ばすオニノヤガラに出会うことがある。それは葉なし植物であるから奇妙に見える。多方、ナラタケ菌に養われている、面白い生態を示す。
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by yuuyuugaku-ueno | 2013-07-27 15:30 | 山野草図鑑


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