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新・自然遊悠学

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2014年 11月 18日

971 きのこ味番付2014年版

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横綱
東 マツタケ
日本書紀にマツタケの記載が有り、卸値キロ50,000円、庶民にとって気軽に手に入らないきのこだ。香りと歯ごたえはマツタケをこえるきのこなし。里山きのこ王様にふさわしい。
西 マイタケ
一株10~20キロに生長する、きのこにおける最大値としてマイタケ位置不動である。現在、原木栽培されて庶民派きのこになった。天然マイタケに出会えれば、舞茸踊りをやってしまう、奥山きのこの王様である。

大関
東 ホンシメジ
茎が膨らんでいる株立ちホンシメジはきのこ王道らしい姿を披露してくれる。朝採りホンシメジを使う、きのこ炊き込みご飯は天下一味の王様そのものだ。味覚の点では他きのこ追従を許さない。
西 シシタケ
西低東高にきのこファンがいて、まれに90センチ程度に生長するシシタケもある。きのことして超大型きの位置ちをほしいままにしている。シシタケご飯の味は雪国を彷彿させてくれる。

関脇
東 チチタケ
一度豊作になれば山地帯を赤一色に染め上げてくれる。1日のきのこ狩りで10キロ収穫も夢ではなく、庶民派きのことして老若男女親しまれられている。特に栃木県では珍重され、出汁が抜群でチタケとして人気が高い。
西 センボンシメジ
夏終りから初秋にかけて発生する。良好な出汁が約束されるシャカシメジの愛称がある。

小結
東 ナラタケ
最大級生物としてギネスブックに登録されたきのこだ。きのこ味における万能ぶりを発揮して、ナラタケファンを愉しませてくれる。
西 ナメコ
晩秋きのこといえばブナ林から発生するナメコを指す。きのこ狩りラストを飾ってくれる奥山きのこの代表と言える。

前頭
1~10まであるが、それぞれの味があって面白い。

番付外
ホウキタケ、ショウゲンジ、エノキダケ、タモギタケ、ハナビラタケ、ハツタケヤマブシタケ、キクラゲ、ヌメリスギタケモドキ、アケボノサクラシメジなど優良きのこもあってきのこ狩りに欠かせないが選に漏れた。番外きのこファンには申し訳ない。

by yuuyuugaku-ueno | 2014-11-18 14:22 | きのこ自然誌


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