2015年 05月 21日
春の淡緑色、夏の濃緑色。どちらも樹木ウオッチングに欠かせない魅力を秘めている。なかせも冬眠葉を包んでいる芽鱗を破って発芽する若葉以降、次第に葉が開いていく季節となれば、山釣りイワナも本格的に渓流師の活躍するシーズンインとなる。 今日、ブナやミズナラが新緑と成ったイワナ場を歩く。自然遊悠学の精神を支える柱である、原始林探訪の際、加えて其の場に身を樹木に委ねることを最大の喜びと幸福感を会得する。その最中に天然イワナが棲息するイワナ渓イワナと一心同体となるように山釣りを実施する。 原始林の新緑ブナとミズナラ中心の森だ。 ミズナラ新緑 今日のイワナ 最近の山釣り風景 イワナなのいるところを下部から上流まで一気にくまなく釣行する、こんな昔風の山釣りはやらないし、今はあらかじめ決めているイワナ場まで歩き、そこである程度の良型イワナが釣れればそれでその日の岩魚釣りは終わる。従って昔風の魚止めにこだわることもない。現在、奥地であるから大型イワナが釣れることもなく、そんなイワナ神話はどこを探してもすでにこの世から、とっくの昔に釣り人のイワナ乱獲でイワナ格言はなくなった。自分の岩魚釣りはこのように時代の流れに転覆せぬよう進化し、今風のイワナ釣りを楽しんでいる。 さらに申し上げれば、新緑の空気感、山釣りイワナの臨場感、それは其の場に身を置いた人だけに与えられた特権であり、写真で山釣りイワナ風景を再現することは全くできない。確かに写真はそのとき其の場の一瞬を的確に刻むことはできる。しかしながらイワナ場まで歩く釣り人心情、周辺風景など写真外の出来事前後は表現できない。裏を返せばそれがないから続きがあって面白いのかも知れない。、
by yuuyuugaku-ueno
| 2015-05-21 17:31
| 岩魚物語
|
アバウト
カレンダー
外部リンク
リンク
カテゴリ
全体 自然遊悠学論 山釣り教室 山野草教室 きのこ教室 登山教室 教室の申し込み 教室実施報告 岩魚物語 山歩き 山野草図鑑 きのこ自然誌 山地見聞録 森羅万象 不老不死 おらが風景 なんでもござる メディア イワナ遍歴 未分類 以前の記事
2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 検索
タグ
その他のジャンル
最新の記事
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||