2015年 08月 21日
今日のチタケ場、沢を詰め上がったルンゼ右岸、大釜第四岩尾根。 かなりきついチタケ狩り最高難易度のルートだ。 大釜第四尾根、岩場の馬の背になっている。 尾根はやせていて、ナイフ状尾根。 第四尾根のチタケ。 テラスで一休み。 石楠花と共生しているチタケ。 斜面の赤色はすべてチタケ。 下山ルートは大釜東尾根を下降する。 孤軍奮闘記 チタケ狩りそろそろ終盤を迎えた今、アクロバットチタケ狩りができる大釜第四岩尾根へ向かう。この尾根、背負いかごをかつぎ、左手ホールドは木の枝あるいは根っこで斜面にぶら下がり、スタンスを確保してから、右手でチタケを採集、そのままかごに入れる、そんな危なっかしいチタケ狩りが出来る難易度の高いきのこ狩り技術を要求される面白いが危険なチタケ場を歩く。 当然、こんなチタケ狩りをやる人は皆無で、誰もいないたった一人でのきのこ狩りだ。生憎、霧雨、視界は50メートル程度、これまたつらい日和でのチタケ狩りとなる。昨夜の雨で、大釜の斜面は滑りやすく、慎重な行動が要求される。沢源頭ルンゼを離れ、岩尾根に取り付く。岩尾根は急角度、ホールドはないから、ストック槍で斜面を突きながらホールドを確保して登る。慎重にルートを確認しながら、片手でチタケをかごに入れながらのきのこ狩りだ。急斜面の下部にチタケがあるが、良品だけ探しながら採集する。すでにチタケ盛りは過ぎているので、大量のチタケはそのまま放置する。このところの雨があって、チタケはそっくり返ってしまい、4日ぐらい前であればかなりのチタケを収穫できた。雨は自分のチタケ狩り日程を大いに狂わし、世の中同様、自分の考えどおりにはいかない。それでも、この大釜尾根であるから、地温度上昇は大変遅く、朝日が当たる意外、太陽の恵みがなく、だからこそ、今でも良品チタケが存在しているのだ。 どうにかこうにか、本日のチタケは採集できた。山の神様に山の幸を恵んでくれたことに対して、感謝しながらコナラ尾根を下降する。
by yuuyuugaku-ueno
| 2015-08-21 17:23
| きのこ自然誌
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