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2015年 08月 31日

1227 チタケ(チチタケ)狩り終了

 夏から秋へと季節が移る際、天気は安定しないことが多い。このところ毎日雨降り、コナラ、ブナ帯でのチタケ発生はほぼ終わり、残りチタケのきのこ劣化は激しい。それに半そで半ズボンスタイルの夏模様から重ね着へと移行もはや秋型となる。
 今日。夏きのこチタケ狩りは終わった。その総括をやって来年度への反省をやる。

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7月29日から8月31まで、延べ日数27日間チタケ狩りを実施した。
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チタケ狩りは尾根斜面を主に歩く。
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2009年の大豊作では奥山ブナ林までチタケ発生、2015年、7年ぶりで豊作となり、コナラ以遠ブナ、ミズナラ帯までチタケは発生した。
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ストック槍、ホールドがない場合、この槍を地面に突き刺し登る。それとスリップしたとき、瞬間に槍を刺し滑落をとめる。何度かこの槍に助けられたことがある。チタケ狩り、三種の神器のひとつ。
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チタケ狩り、三種の神器(一番手はスパイク地価足袋、紹介済み)ラストはイボイボ軍手。
ブナ帯食文化研究家でもあるから、チタケシブを守ってくれる。
新品を使えば10日間は使える。
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落葉下はきのこの菌糸似覆われている。
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チタケの持ち帰り、広葉樹葉を敷き詰め、チタケシブをなるべく出さないようにきのこを丁寧に扱う。
チタケに限ることなく、きのこは山採りそのままの状態で持ち帰る。
チタケは傷つければ傘ヒダが褐色に汚れる、こんなチタケは商品価値は半減する。
チタケ狩り参入初期のころ、山中で出会ったきのこ名人から教えてもらった知識を今に実践している。
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良品チタケ
チタケ独特のきのこ出汁がでる。
栃木県ではチタケ豊産県、特にチタケと相性良好なコナラ自生が多々あり、下野名物チタケ一品ナスのチタケ炒めが誕生した。
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コナラ林に比べて遅く発生する針葉樹内チタケ狩りがここで可能だ。
 
 なかなか寝つけない日も数度あり、暑い夏は8月31日を持って終わり、同時に夏きのこチタケ発生は止んだ。単独国民年金生活者にとって生活資金の手助けとなるチタケ殿下とチタケ姫、その両者の機嫌を損ねないように山地を歩いた。それはアブと藪蚊との厄介者との戦いであり、新兵器アースジェットなるものを持参し、野郎らを退治、かなりの効果があって、大部分を被害なくすごせたのが今年の良かったことだ。
 2015年度、チタケ狩りにおける良品獲得に至った最大の理由として、新天地チタケ場3尾根を得ることができた。主にチタケ狩り後半戦に使えた尾根であったことがラスとランドきのこ狩りに大いに役立つ結果となる。チタケ狩りでは数多くのきのこ尾根を知り得る知識は必須条件ながら、時間当たり何キロのチタケを採集できるか、その場所を何箇所知っているかで、チタケ獲得の勝負は決まる。
 チタケというきのこ、これまでの調査した山地チタケ自生分布図によれば、明らかにマツタケ同様、山里きのこであるから、脚力利用での勝負は出来ない。ある程度、山を歩ければ誰でもチタケは採れる。それは時に見かける女性入山者が簡単にチタケを採集している様子から判断できる。そこで頭脳を駆使したチタケ狩りを私は心がけている。これはかなり強烈で、今年度のチタケ狩りでも競争相手なる人とチタケ場を競合することは皆無だったことで証明できる。
 豊昨年チタケだったことから、三依地区で滑落事故1件、塩原と湯西川で滑落死亡事故があった以来、チタケ狩り遭難はなくシーズンを終えた。私も無事にこうして元気で暮らすことが出来ている。それは山入り掟成るものを守ったことによる。残念なのはチタケ師という強いチタケマニアを全く見かけなかった。それは同じ仕事をするチタけ採集人がいなくなってしまったことを意味するのだ。仕事としてのチタケ狩りではライバルがいてこそ、負けることなく野心が発揮され、お互いが向上する世の常だ。この現状を垣間見たとき、一抹の寂しさを覚えてしまう。
 チタケ狩りが終了した今、次年度のチタケ豊作を願っているが、、、、。 
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by yuuyuugaku-ueno | 2015-08-31 09:46 | きのこ自然誌


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