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新・自然遊悠学

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2015年 09月 12日

1238 男鹿川支流、入山沢災害後の調査

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入山沢、入山荘ノブ下の本流。
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入山荘ノブ対岸の小沢は崩壊した。
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入山荘後ろのスギ植林地から土石流が出た。
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入山荘、半倒壊。新築したばかりなのにこんな姿になってしまった。
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ノブはもう住めないかも。
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小沢、昔の沢に戻っている。
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落差10メートルあった堰堤。土砂で埋まっている。
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入山林道姿なし。
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崩落地点はほとんどスギ植林地だ。
スギ造林地が災害に弱いことを意味している。
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入山沢、流れが変化してしまう。
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調査中の私。あまりにも変容してしまった入山沢に戸惑ってしまう。
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ここが入山沢なのか、、、、。
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小ゴルジュだった場所はなくなっている。
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ヤマメ淵に魚影はない。
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岳の沢と入山沢出合、以前の渓流はここにはない。
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広葉樹は土石流に耐えて踏ん張っている。

 入山沢水害後渓流調査を終えて

 600ミリというとてつもない雨量の前に、入山沢は自然消滅。渓流に棲んでいたイワナとヤマメ、カジカはすべていなくなってしまい、入山渓流から渓魚は絶えてしまう。あの豊かなる入り山渓谷はここにななかった。これほど痛めつくされてしまえば、渓魚復活など夢のまた夢が現実となった。荒れ果てた入山沢へ新たにイワナを放流しても、イワナが棲める家がなくなってしまった理由で、もうここには渓魚は棲めない。100年に一度の天変地異だから仕方がないとはいえ、旧林野庁の拡大像林というスギ植林が追い討ちをかけたことは事実だ。その証拠として、崩壊土石流はほとんどスギ地帯であって、大量にある倒木はスギが大半を占めている。特に小沢斜面にスギを植林を実地した場合、例外なく崩壊し災害を拡大してしまった。
 これほど我が国土を消滅してしまった張本人、森林管理署役人の姿はない。いったいやつらは何をしているのだろうか。

お知らせ
我が家は無事です。
元気にやっております。

by yuuyuugaku-ueno | 2015-09-12 17:08 | 森羅万象


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