2015年 09月 12日
入山沢、入山荘ノブ下の本流。 入山荘ノブ対岸の小沢は崩壊した。 入山荘後ろのスギ植林地から土石流が出た。 入山荘、半倒壊。新築したばかりなのにこんな姿になってしまった。 ノブはもう住めないかも。 小沢、昔の沢に戻っている。 落差10メートルあった堰堤。土砂で埋まっている。 入山林道姿なし。 崩落地点はほとんどスギ植林地だ。 スギ造林地が災害に弱いことを意味している。 入山沢、流れが変化してしまう。 調査中の私。あまりにも変容してしまった入山沢に戸惑ってしまう。 ここが入山沢なのか、、、、。 小ゴルジュだった場所はなくなっている。 ヤマメ淵に魚影はない。 岳の沢と入山沢出合、以前の渓流はここにはない。 広葉樹は土石流に耐えて踏ん張っている。 入山沢水害後渓流調査を終えて 600ミリというとてつもない雨量の前に、入山沢は自然消滅。渓流に棲んでいたイワナとヤマメ、カジカはすべていなくなってしまい、入山渓流から渓魚は絶えてしまう。あの豊かなる入り山渓谷はここにななかった。これほど痛めつくされてしまえば、渓魚復活など夢のまた夢が現実となった。荒れ果てた入山沢へ新たにイワナを放流しても、イワナが棲める家がなくなってしまった理由で、もうここには渓魚は棲めない。100年に一度の天変地異だから仕方がないとはいえ、旧林野庁の拡大像林というスギ植林が追い討ちをかけたことは事実だ。その証拠として、崩壊土石流はほとんどスギ地帯であって、大量にある倒木はスギが大半を占めている。特に小沢斜面にスギを植林を実地した場合、例外なく崩壊し災害を拡大してしまった。 これほど我が国土を消滅してしまった張本人、森林管理署役人の姿はない。いったいやつらは何をしているのだろうか。 お知らせ 我が家は無事です。 元気にやっております。
by yuuyuugaku-ueno
| 2015-09-12 17:08
| 森羅万象
|
アバウト
カレンダー
外部リンク
リンク
カテゴリ
全体 自然遊悠学論 山釣り教室 山野草教室 きのこ教室 登山教室 教室の申し込み 教室実施報告 岩魚物語 山歩き 山野草図鑑 きのこ自然誌 山地見聞録 森羅万象 不老不死 おらが風景 なんでもござる メディア イワナ遍歴 未分類 以前の記事
2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 検索
タグ
その他のジャンル
最新の記事
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||