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新・自然遊悠学

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2016年 03月 12日

1414 フィールド調査イワナ編

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橋は豪雨で破壊された。
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延々と続く平らな渓流。
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道路がなくなりコナラ林を迂回する。
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車道消失され川となる。
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最上流の橋は完全になくなりそこにあった淵もなくなる。
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奥地はまだ残雪を残す。

 下野北部三依地区に自然遊悠学基地を設けて10年余、今回調査したイワナ場はイワナとヤマメの混棲域で毎年、渓流釣り解禁から山釣りを楽しませてくれた。それが2015年9月の豪雨が当地を襲い、渓魚のすべてを葬りさった。たった1匹の渓魚も確認できない現在のイワナ場に失望を隠せないでいる。100年に一度の集中豪雨は渓谷の深瀬や淵をすべて埋め尽くしたのである。おそらく自分の生命があるうちに、ここの渓流が復活することはあるまい。下流、中流、上流の渓魚はいなくなったが、源流の細流でかろうじて生き延びたいワナたちが産卵、やがてその子孫渓魚の逞しい生命力で、源流から下流に棲息地を拡大することを密かに期待しているが、、、、。

by yuuyuugaku-ueno | 2016-03-12 14:42 | 岩魚物語


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