新・自然遊悠学

yuuyuugaku.exblog.jp
ブログトップ

タグ:夏きのこ ( 52 ) タグの人気記事


2015年 08月 31日

1227 チタケ(チチタケ)狩り終了

 夏から秋へと季節が移る際、天気は安定しないことが多い。このところ毎日雨降り、コナラ、ブナ帯でのチタケ発生はほぼ終わり、残りチタケのきのこ劣化は激しい。それに半そで半ズボンスタイルの夏模様から重ね着へと移行もはや秋型となる。
 今日。夏きのこチタケ狩りは終わった。その総括をやって来年度への反省をやる。

e0266825_883177.jpg

7月29日から8月31まで、延べ日数27日間チタケ狩りを実施した。
e0266825_811246.jpg

チタケ狩りは尾根斜面を主に歩く。
e0266825_812132.jpg

2009年の大豊作では奥山ブナ林までチタケ発生、2015年、7年ぶりで豊作となり、コナラ以遠ブナ、ミズナラ帯までチタケは発生した。
e0266825_815407.jpg

ストック槍、ホールドがない場合、この槍を地面に突き刺し登る。それとスリップしたとき、瞬間に槍を刺し滑落をとめる。何度かこの槍に助けられたことがある。チタケ狩り、三種の神器のひとつ。
e0266825_8193342.jpg

チタケ狩り、三種の神器(一番手はスパイク地価足袋、紹介済み)ラストはイボイボ軍手。
ブナ帯食文化研究家でもあるから、チタケシブを守ってくれる。
新品を使えば10日間は使える。
e0266825_826034.jpg

落葉下はきのこの菌糸似覆われている。
e0266825_827825.jpg

チタケの持ち帰り、広葉樹葉を敷き詰め、チタケシブをなるべく出さないようにきのこを丁寧に扱う。
チタケに限ることなく、きのこは山採りそのままの状態で持ち帰る。
チタケは傷つければ傘ヒダが褐色に汚れる、こんなチタケは商品価値は半減する。
チタケ狩り参入初期のころ、山中で出会ったきのこ名人から教えてもらった知識を今に実践している。
e0266825_8351099.jpg

良品チタケ
チタケ独特のきのこ出汁がでる。
栃木県ではチタケ豊産県、特にチタケと相性良好なコナラ自生が多々あり、下野名物チタケ一品ナスのチタケ炒めが誕生した。
e0266825_8411453.jpg

コナラ林に比べて遅く発生する針葉樹内チタケ狩りがここで可能だ。
 
 なかなか寝つけない日も数度あり、暑い夏は8月31日を持って終わり、同時に夏きのこチタケ発生は止んだ。単独国民年金生活者にとって生活資金の手助けとなるチタケ殿下とチタケ姫、その両者の機嫌を損ねないように山地を歩いた。それはアブと藪蚊との厄介者との戦いであり、新兵器アースジェットなるものを持参し、野郎らを退治、かなりの効果があって、大部分を被害なくすごせたのが今年の良かったことだ。
 2015年度、チタケ狩りにおける良品獲得に至った最大の理由として、新天地チタケ場3尾根を得ることができた。主にチタケ狩り後半戦に使えた尾根であったことがラスとランドきのこ狩りに大いに役立つ結果となる。チタケ狩りでは数多くのきのこ尾根を知り得る知識は必須条件ながら、時間当たり何キロのチタケを採集できるか、その場所を何箇所知っているかで、チタケ獲得の勝負は決まる。
 チタケというきのこ、これまでの調査した山地チタケ自生分布図によれば、明らかにマツタケ同様、山里きのこであるから、脚力利用での勝負は出来ない。ある程度、山を歩ければ誰でもチタケは採れる。それは時に見かける女性入山者が簡単にチタケを採集している様子から判断できる。そこで頭脳を駆使したチタケ狩りを私は心がけている。これはかなり強烈で、今年度のチタケ狩りでも競争相手なる人とチタケ場を競合することは皆無だったことで証明できる。
 豊昨年チタケだったことから、三依地区で滑落事故1件、塩原と湯西川で滑落死亡事故があった以来、チタケ狩り遭難はなくシーズンを終えた。私も無事にこうして元気で暮らすことが出来ている。それは山入り掟成るものを守ったことによる。残念なのはチタケ師という強いチタケマニアを全く見かけなかった。それは同じ仕事をするチタけ採集人がいなくなってしまったことを意味するのだ。仕事としてのチタケ狩りではライバルがいてこそ、負けることなく野心が発揮され、お互いが向上する世の常だ。この現状を垣間見たとき、一抹の寂しさを覚えてしまう。
 チタケ狩りが終了した今、次年度のチタケ豊作を願っているが、、、、。 
[PR]

by yuuyuugaku-ueno | 2015-08-31 09:46 | きのこ自然誌
2015年 08月 30日

1226 残りチタケ

e0266825_1545743.jpg

残りチタケ
e0266825_15454052.jpg

今日のコナラ尾根
e0266825_1546172.jpg

いきなり岩場となる
e0266825_15465611.jpg

e0266825_15471559.jpg

残りチタケ
e0266825_15474437.jpg

尾根はやせてくる
e0266825_15482082.jpg

笹が出てくる
e0266825_15484890.jpg

ブナ斜面になるとチタケはなくなる
e0266825_15493515.jpg

雨が多いからチタケは痛んでいる
e0266825_15502559.jpg

チタケ傘がシワが現れれば、きのこは採集できない
e0266825_15512871.jpg

チタケが痛んでくると、傘裏は淡褐色となり採集できない
[PR]

by yuuyuugaku-ueno | 2015-08-30 15:52 | きのこ自然誌
2015年 08月 28日

1224 残りチタケ

e0266825_1744953.jpg

残りチタケ
e0266825_1752961.jpg

今日のコナラ尾根
e0266825_1761753.jpg

尾根中間部、ネズコが出てくる。
e0266825_1771646.jpg

チタケは大きい
e0266825_1775289.jpg

傘裏、ナメクジに食われている。
e0266825_1783879.jpg

コケから出たチタケ
e0266825_1791292.jpg

チタケ盛りが過ぎたので、きのこ傘は変形している。
e0266825_17101158.jpg

尾根上部、チシマササに覆われているからチタケは少ない。


e0266825_17111870.jpg
 
しなそば麺坊店主、中尾氏お立ち寄り。
来年度チタケ販路について商談中。
[PR]

by yuuyuugaku-ueno | 2015-08-28 17:13 | きのこ自然誌
2015年 08月 27日

1223 チタケ狩り

 朝の気温が20度をくだり、そろそろチタケ狩りは終盤を迎え、残りチタケを求めて、今日もきのこ狩りに精を出す。

e0266825_17415631.jpg

アプローチの途中、スギ林のなかにある広葉樹にからんで発生したチタケ。
豊昨年であれば結構見かけることができる。
e0266825_1745202.jpg

晩夏だからチタケ狩りラストに出るチタケ場尾根を登る。
e0266825_17465443.jpg

朝まで降っていた雨がチタケ傘のくぼみに水がたまっていた。
e0266825_1748315.jpg

チタケ発生斜面。
e0266825_17485059.jpg

今日のチタケ。
e0266825_17492064.jpg

尾根を上部まで歩くとチシマササ帯となってきのこは少なくなる。
e0266825_17502864.jpg

笹の間で見つけたチタケ。
e0266825_17511646.jpg

ビロードチタケ、このきのこを見かけるようになれば、夏きのこは終わりに近い。

 今日の朝食
e0266825_1752355.jpg

ご飯→あきたこまち
マグロ切り落とし醤油漬け→昭和食品
梅干田舎漬け→紀州産南高梅→姉様が贈ってくれた物
ポテトサラダとキンピラ→自作
ナス塩麹漬け→自作
味噌汁→ホウレンソウ、タマネギ、ワカメ、冷凍カキ→自作

 朝食はしっかり食べれば、元気にきのこ狩りをやることが出来る
[PR]

by yuuyuugaku-ueno | 2015-08-27 18:05 | きのこ自然誌
2015年 08月 25日

1221 晩夏チタケ

 山地南面、東面の2015年度最高標高チタケ分布は確認できた。本日、西面におけるチタケ発生最高標高のきのこを確かめるため山を歩く。

 チタケ狩り、ラストランドにおける楽しみが、ずんぐりむっくり肉厚チタケとの再会が楽しみだ。

e0266825_1723845.jpg

e0266825_1725576.jpg
e0266825_1731079.jpg

肉厚チタケ3点、このチタケは軸が短くが最高出汁が期待できる。このきのこ、夏が終わる今だからこそ、採集できるのだ。


e0266825_1743127.jpg

今日のチタケ場、はるか遠地まで歩かねばならない。
e0266825_1715225.jpg

クロベ茂る林下にチタケは発生中。
e0266825_1753422.jpg

標高1200メートル、コナラからブナやミズナラ原始林となるところまでチタケは出ていた。やはりチタケ発生として有利な西面だからこそ、今年における最高標高チタケを記録できた。
チタケ採集としては林下がチシマササに覆われているからチタケは少ないものの、肉厚チタケがある。
[PR]

by yuuyuugaku-ueno | 2015-08-25 17:09 | きのこ自然誌
2015年 08月 24日

1220 新規開拓チタケ場

 久しぶりに晴れ、今日は新しいチタケ場を歩いてみる。

e0266825_1630976.jpg

登る尾根は獣道を使う。
e0266825_1631233.jpg

中ほどの尾根まで歩けばチタケは出ていた。
e0266825_16315323.jpg

尾根は岩が出てくるが、このぐらいの岩場ならホールド、スタンスがあり、苦労なく歩ける。
e0266825_16333425.jpg

岩場チタケ。
e0266825_1634591.jpg

尾根のチタケ。
e0266825_16344382.jpg

尾根下のチタケ。
e0266825_16352912.jpg

尾根を登りきった稜線、肝心のチタケは期待が外れ少ない。
e0266825_16364167.jpg

コナラ斜面、チタケはほとんど出ていない。

 孤軍奮闘記

 一度も入っていないコナラ尾根を登るが、想定していたほどチタケは少なく、今日のチタケ場は1時間当たりの収穫はそれほどよくなく、新規チタケ採集ポイントとして、期待はずれに終わる。渓流をはさんで反対側のコナラ尾根であったが、河川があればチタケはつながれず、人が考えているチタケ事情と現実はかなり異なりなかなか思うようには行かないものだ。
[PR]

by yuuyuugaku-ueno | 2015-08-24 16:47 | きのこ自然誌
2015年 08月 23日

1219 擂鉢尾根のチタケ

 擂鉢を半割りしたようなドーム状尾根が今日のチタケ場。かなり危険なのでめったに入らない場所を歩く。

e0266825_15321542.jpg

急斜面ヤセ尾根を登る。
e0266825_15335416.jpg

尾根のチタケ。
e0266825_15344136.jpg

擂鉢ドームの全体像。
e0266825_15362797.jpg

ドーム左尾根。
e0266825_1537153.jpg

ドーム右尾根。
e0266825_15373827.jpg

ドームのチタケ。
e0266825_15383299.jpg

ドーム内部チタケ。
e0266825_15392489.jpg

最大限生長したチタケ。
e0266825_15401075.jpg

擂鉢ドーム斜面を上部から覗く。赤と黄色はすべてチタケだが、角度が急なので採集できない。
一見やさしそうな斜面だが、ホールドやスタンスはなく、滑り台のような場所にチタケが出ている。
チタケ狩りは終わった状態だが、未回収チタケは多数ある。


 孤軍奮闘記

 めったの下降しない擂鉢ドーム尾根のチタケ採集にあたる。雨が降ったり止んだり、天気は悪い。せっかくここへやってきたからには、目の前にあるチタケを見逃すことは出来ない。なにかスローモウションのような慎重な行動をとる。スリップしたら最後、沢基部まで一気に落下してしまう厄介なチタケ場だ。しかし滑り台ルンゼは登れなかった。
e0266825_15582940.jpg

先人のかなり苦労したのであろう、残置ロープがぶら下がっていた。
[PR]

by yuuyuugaku-ueno | 2015-08-23 15:55 | きのこ自然誌
2015年 08月 22日

1218 チタケ狩り

 残りチタケ

e0266825_17321494.jpg

赤チタケ
e0266825_17324034.jpg

チタケは開いている。
e0266825_17331357.jpg

生長したチタケは傘がゆがむ。
e0266825_17335916.jpg

今日のチタケ場、山地東尾根。
e0266825_17344244.jpg

東斜面、標高1100メートルを越えればチタケはなくなる。
[PR]

by yuuyuugaku-ueno | 2015-08-22 17:35 | きのこ自然誌
2015年 08月 21日

1217 チタケ狩り

e0266825_17123492.jpg

今日のチタケ場、沢を詰め上がったルンゼ右岸、大釜第四岩尾根。
かなりきついチタケ狩り最高難易度のルートだ。
e0266825_17151367.jpg

大釜第四尾根、岩場の馬の背になっている。
e0266825_17162456.jpg

尾根はやせていて、ナイフ状尾根。
e0266825_17175142.jpg

第四尾根のチタケ。
e0266825_17182789.jpg

テラスで一休み。
e0266825_1719221.jpg

石楠花と共生しているチタケ。
e0266825_17194046.jpg

斜面の赤色はすべてチタケ。
e0266825_17202698.jpg

下山ルートは大釜東尾根を下降する。

孤軍奮闘記

チタケ狩りそろそろ終盤を迎えた今、アクロバットチタケ狩りができる大釜第四岩尾根へ向かう。この尾根、背負いかごをかつぎ、左手ホールドは木の枝あるいは根っこで斜面にぶら下がり、スタンスを確保してから、右手でチタケを採集、そのままかごに入れる、そんな危なっかしいチタケ狩りが出来る難易度の高いきのこ狩り技術を要求される面白いが危険なチタケ場を歩く。
当然、こんなチタケ狩りをやる人は皆無で、誰もいないたった一人でのきのこ狩りだ。生憎、霧雨、視界は50メートル程度、これまたつらい日和でのチタケ狩りとなる。昨夜の雨で、大釜の斜面は滑りやすく、慎重な行動が要求される。沢源頭ルンゼを離れ、岩尾根に取り付く。岩尾根は急角度、ホールドはないから、ストック槍で斜面を突きながらホールドを確保して登る。慎重にルートを確認しながら、片手でチタケをかごに入れながらのきのこ狩りだ。急斜面の下部にチタケがあるが、良品だけ探しながら採集する。すでにチタケ盛りは過ぎているので、大量のチタケはそのまま放置する。このところの雨があって、チタケはそっくり返ってしまい、4日ぐらい前であればかなりのチタケを収穫できた。雨は自分のチタケ狩り日程を大いに狂わし、世の中同様、自分の考えどおりにはいかない。それでも、この大釜尾根であるから、地温度上昇は大変遅く、朝日が当たる意外、太陽の恵みがなく、だからこそ、今でも良品チタケが存在しているのだ。
どうにかこうにか、本日のチタケは採集できた。山の神様に山の幸を恵んでくれたことに対して、感謝しながらコナラ尾根を下降する。
 
[PR]

by yuuyuugaku-ueno | 2015-08-21 17:23 | きのこ自然誌
2015年 08月 19日

1215 中央吊り尾根チタケ狩り

 チタケ狩り終盤を迎えた今、チタケ狩りラストを飾る大釜中央吊り尾根を登る。このところの好天と降雨が上手く重なり、要約、大釜尾根地温度が上昇しているとみた。万を帰してチャンス到来、7年ぶりで大釜中央吊り尾根がチタケ殿下とチタケ姫の両者登場を期待しながら山を歩く。この尾根はかつてチタケ狩りベテランにもかかわらず、滑落死亡事故があった、チタケ狩り最高難易度のきのこ場だ。すでに彼岸も過ぎているから、対岸のチタケ霊にお呼びがかからないように、スパイク地価足袋の新しい奴でチタケと対峙したい。

e0266825_17294977.jpg

今日昇る大釜中央吊り尾根。
e0266825_17305233.jpg

薙ぎと呼ばれている斜面、表面は土だが、なかは岩場になっているから油断できない。
e0266825_1732501.jpg

大釜中央吊り尾根にチタケ発見。
e0266825_17335343.jpg

吊り尾根右斜面のチタケの群れに感動する。
e0266825_17345410.jpg

大釜主稜尾根、ブナ原始林。
e0266825_17364289.jpg

吊り尾根左斜面のチタケ。
e0266825_17372785.jpg

山地何面、西面はすでにチタケは修了しているが、朝日しか当たらない大釜中央吊り尾根だからこそ、良品チタケが発生している。
e0266825_17413612.jpg

只今休憩中。
e0266825_17423446.jpg

登ってきた大釜中央吊り尾根、岩場混じりの急角度尾根、落下したら命はない。
e0266825_1744094.jpg

主尾根まで上がり、帰りは大釜尾根でチタケを探す。
いつもここのイワウチワ斜面のチタケはすこぶる大きく美しい。
e0266825_1746491.jpg

大釜尾根を離れ、岩尾根を下降する。

 孤軍奮闘記

 チタケ狩りといえば尾根を歩くが、一般的には尾根斜面のどちらかにチタケが発生することが多い、しかし、本日登った大釜吊り尾根ときたら、ヤセ尾根ということで吊り尾根の両者面急角度斜面両方にきのこが出ているから立派だ。それに数年に1回ぐらいしか大釜地温度が上がらず、従って今日のチタケ狩りは山の神様に感謝しながら山の幸チタケを収穫した。
[PR]

by yuuyuugaku-ueno | 2015-08-19 17:54 | きのこ自然誌