2014年 03月 03日
中国で発展した東洋医学のことを中医学とよんで、漢方(生薬)あるいは一般食物におけるその摂取法について五臓六腑への最終到着地思考は大変興味深い。なにがしかの食物に含まれている薬効成分が各種臓器に入り作用あるいは刺激を与え病気あるいは未病に役立つきっかけとなる食品を中医学では帰経といって日常的に生活の一部として活用されている。 この帰経を使い薬膳料理に古代から現在まで中国3000年の歴史にいきずいている。例えばクルミを食べれば、腎臓に入り働き疲れている臓器を活性化させてくれる。また春夏秋冬における五味(辛い、酸っぱい、苦い、甘い、塩辛い)食品の場合、季節にあった食べ物、冬ではショウガを摂ると体が温かくなる。この逆である夏ショウガは食べない。このような帰経を使えば理にかなった食物摂取が可能で身体にやさしい無理のない生活習慣が出来上がる。 季節の食べ物をなんとなく食べていくうえで、中医学知識を学び利用すれば病気になる前の未病段階で健康な身体を維持できるかも知れない。人体を支える60兆個細胞を元気に保つには帰経の考えもこれからの人生に役立つに違いない。
by yuuyuugaku-ueno
| 2014-03-03 15:45
| 不老不死
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